注意点と改善する方法

アトピー性皮膚炎は、先進国の病気とも言われていまして、わが国における戦前には、ほとんど見られない病気でしたが、戦後の経済復興による生活の大きな変化に伴って、アトピー性皮膚炎をよく見かけるようになったのです。 このアトピー性皮膚炎で、注意すべき点についてですが、この病気はあまり清潔を意識し過ぎないことが、とても大切であると言われています。 これは、アトピー性皮膚炎の発症率が、あまり衛生環境が整っていないような、発展途上国や地域ほど低いということが、統計学的に明確であるからです。 したがって、入浴や洗濯などは、もちろんある程度必要ですが、回数や洗う程度を少し加減することが、日本では大切だと言えるのです。

次に、アトピー性皮膚炎の治療についてですが、これまでの治療法の主流は、皮膚の炎症を抑制するために、ステロイド剤を使用することでした。 もちろん、これまでのステロイドを用いた方法も、臨機応変に使用すべきなのですが、最近の研究では、アトピー性皮膚炎にカビの一種が関連している可能性があるために、カビに対する抗真菌剤を使用する治療が始められています。 この抗真菌剤を用いた治療法の大きなメリットは、原因に対する治療法であることから、根治療法になり得る可能性があることです。 また、ステロイド剤の使用に伴う、副作用を起こさないことも、大きなメリットになります。 このように、これからのアトピー性皮膚炎には、抗真菌剤が主流になる可能性があります。